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アリイのプラモデルがひどいって何のこと?!多分ここかな

2025年8月13日

筆者は結構アリイのプラモデルを買っています。企画が好きなんです。自分が気に入っている車をプラモデル化しているんです。まあ他社にある場合は他社を買っちゃうんですが、他社に無い場合はアリイを買います。

他社に無いから仕方なくアリイ?!どー言うこと?!

正直に言いますと、ひどい体験はしています。アリイのダッジチャレンジャーを買ってみたらボディがひどい歪んでいて・・・

アリイダッジチャレンジャー製作レビュー

という経験もありますし、1/32オーナーズクラブのギャランを買った時はフロントマスクの部品が溶けていて使えなかったのです。しかしこういった初期不良品は電話して交換してもらいましょう。電話して、着払いで不具合部品だけを送ったらすぐに正常部品を送ってくれました。後悔としてダッジチャレンジャーは何にもしないでそのまま送り返せばよかったです。ヘタに自分で修正してもっと悪化させたらさすがに部品交換は難しいと思います。

その他ですが

  • 透明パーツが汚い
  • バリがひどい
  • ヒケがひどい

こういった正常部品であってもちょっとひどい・・・という個人的感想はあります。

アリイのひどいって?実例

カーモデルのオーナーズクラブ1/24シリーズ

これはヨンメリのプラモデルです。

バンパー部品のヒケです。メッキパーツなのでそのまま使いました。メッキじゃないならパテでフォローするんですが・・・

フロントグリル、リアバンパーのヒケが・・

部品がバリとライナーに埋もれています。どこでカッティングするんだ?!

バリに埋もれたパーツ。これはセリカXX

補足しますが、バリについては仕方ないと思います。金型は当時LSというプラモメーカーのを引き継いで使っているからです。LSは平成4年に倒産しており、それ以前に作った金型、つまり30年はとうに越している古いものだからです。LSの作ったプラモを今に再現してくれているアリイに感謝するべきと思っています。参考までにLSについてどうぞ→ウィキペディア
ちなみにLS以外にもオータキという会社からも金型を引き継いでいます。いずれにせよ古い金型なので仕方ない部分はありますね。

タイヤが以上に太い・・・

すべてではなく、買ってみて気が付くのですが、タミヤやハセガワの製品はスケール的にピッタリですが、アオシマは少し太め、という感覚はあると思います。しかしアリイの場合すごく太いのも多いんです。

前の企業から引き継いだ金型も多いので仕方ないですが、スケール的に太いと思います。

ポルシェ924。タイヤが太すぎてアンバランス。ボディはなかなかかっこいいんだけど

ひどい上げ底のインテリア・・・

リアルさに欠けますが、基本スケールモデルにしてくれるだけで満足です・・・他社にはない企画が多いんで、応援しています。

旧セリカ。右のパーツが上げ底の客室。セリカのボディはかっこいいですよ。

その他

実車とデカールが違うけど・・・

セリカXX買ったのにスープラ?!まあ輸出バージョンはセリカスープラですので・・・なんで違くするんだろう

と言ったアリイのひどい部分を列挙しました。

対応してくれる!

あきらかな不具合、例えば、部品が溶けてたりひどい歪みだったりした場合は部品のみ返品してもらえるため問題ないです。1週間ぐらいはかかるけど、待ちましょう。少々他社より頻度が高いのは否めませんが。

ヒケや、底上げなどは

インテリアの上げ底がという部分はモーターライズの名残ですので仕方ないと思いましょう。外観はしっかり作って飾っておけば十分満足いきます(筆者主観ですが)

タイヤが以上に太い場合はプラモデラーだったらある程度タイヤの余剰は持っているんので、それを使ったり、アオシマから出ているタイヤホイールセットを買ってうまく付けたりと、対応はある程度できるでしょう。

バリとライナーが・・

これも部品をしっかり見極めて、丁寧に作業すれば問題ないです。

透明パーツが汚いのもコンパウンドで磨けばある程度よみがえりますし。

実車とデカールが違うというのはレアですが、セリカXXを買ったらセリカスープラのデカールでした。セリカスープラはセリカXXの輸出仕様ですが、だったら初めからセリカスープラとして販売すればいいのに・・・こういった同一車種でも仕様が違う車種はアオシマでは2種類のデカールを入れて、どちらも対応できる場合が多いです。

これはレアなケースなので筆者はあえてセリカスープラとして完成させますけど。

と、めんどくさいけど不具合パーツは交換してもらったり、あとはテクニック、考え方でどうにでもなります。

他社で売っていない車はアリイを買って、うまく作ればいいんです。

最近アリイは透明パーツのクオリティが高くなってきたかな

アリイの良いところ

他社で売っている車種でもあえてアリイを選ぶ場合もあります。それは外観のディテールが素晴らしかったり、ドアが開くなどのギミックがあったりと付加価値があるからです。

このポルシェターボはリアエンジンカウルが開きます。さらに左右のドアもオープンします。

なかなかドア開閉ギミックやってるメーカーは少ない

このヨンメリはスタイルがいい。昔隣のおじさんがヨンメリを乗っていたり、あちこちでヨンメリは走っていましたから実車はよく知っています。なかなかアリイのヨンメリは雰囲気がいい。

気に入ってる。このモデルリアが八の字がつくギミックがあるんです。

コルベットのディテールも美しい
ディテールが評判のセリカXX(セリカスープラ)
完成品のアリイセリカスープラ。無茶苦茶かっこいいです。ホイルはアオシマの引っ張りを使用、ライトは開閉レバーにて楽しめる。ちょっと加工必要
まさにセリカXXっていうテール。実車に忠実だと思います。リアバイザーはフジミの峠シリーズセリカXXを使用。マフラーはシャープペンの部品

さらに1/32シリーズがあるところですね。ものすごくテクニックが必要です。1/32はアオシマのスナップキットがありますが、あちらは誰でもそこそこのクオリティで作れます。しかしアリイの1/32オーナーズクラブシリーズは相当テクニックが必要です。車種もかなり多いですので、ある程度自信がある人はこのシリーズも楽しめると思います。部品点数は少ないですが、懐かしい車種がいっぱいです!

自分が満足ならそれで充分です。人が何思おうが・・・