プラモデルのメッキ塗装方法
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車のパーツでメッキに仕上げたい部分はありますね。大抵そんな部分はメーカー側でメッキ加工してくれているのですが、安価なキットだとメッキパーツすら存在しないことも。また、大抵窓枠はメッキ加工されていないため、旧車などの窓枠のメッキ加工したい人もいるかと思います。

メッキは電離層でパーツに蒸着させるという特殊な方法なので、一般的に自宅などでは難しいです。メーカーが用意しているメッキパーツと同様な仕上がりを自宅で作り出すことは困難です。というか無理。なので代替え方法となります。いか代替え方法を2つお伝えします。
関連→窓枠の塗装方法
2つのメッキパーツ作成方法
1つめ
メッキ塗装を使ってみる
ハイパークロームAgという商品があるのですが、メッキ粒子が入った塗料を塗装するというものです。
こちらの塗装仕上がりはメッキメッキして素晴らしいのですが、いろいろ準備や必要なものがあり、成功させるのがちょっと難易度高そうです。下地なども工夫が必要です。筆者はもっと手軽な方法があるため、そっちを使っています。
参考→電撃ホビー
手軽なメッキ風塗装として、メッキ仕上がりとはいかないまでも、かなり秀逸なメッキ近似になるペンが発売されています。つや消しメッキ仕上げ程度のクオリティになるのと、下地がある程度明るい色であるなら使えるという手軽さも魅力。それがタミヤのペイントマーカークロームメッキ。

ちょっと見にくいので比較として写真貼ります。バンパー下地にアルミシルバー。一部分にタミヤのペイントマーカークロームシルバーを塗ってみました。違いが判りますね。

手塗はどうしてもムラが出やすいという人はミスターカラースプレーの90番、シャインシルバーを使うっていう方法もあります。最近はこれを手軽に使っていますが、どうでしょう。タミヤのクロームシルバーより明るめです。

2つめ
ハセガワなどの販売しているメッキシールを使用。
こちらは現実的で、手っ取り早いです。ハセガワが販売しているミラーフィニッシュを使用します。こちらが一番仕上がりといい、手軽さからおすすめといえます。
100均などで売っているアルミテープを使うのもいいのですが、艶がないため、メッキメッキしている表現を出したいならちょっと不向きです。やはりハセガワミラーフィニッシュでしょう。
ミラーフィニッシュは伸びるし、曲面追従してくれる素晴らしい製品です。その分若干コストがかかります。なのでミラーフィニッシュの代用策も探してみましたが撃沈しました・・・
ハセガワミラーフィニッシュの右に出る商品は知らないだけかもしれませんがありませんでした。
知恵としてお伝えしますと、ミラーフィニッシュを貼ったとき端の部分が少々剝がれやすくなってしまいます。つまんで貼り付けるため汗や手の油などで粘着力が落ちるためです。なのでピンセットなどでつまんで貼るのがベターですが、それでも端は剥がれやすい。
そんな時は端の部分にハイグレード模型用セメダインをつまようじなどで保護しましょう。そうすると目立たないし、はがれ防止にもなりますよ→ハイグレード模型用セメダイン

考え方として
トミカに代表されるミニカーですが、メッキパーツに使用する部分はシルバー塗装となっております。それでも満足いく仕上がりです。(個人的に)なのでシルバー塗装でもよしとするのも一つの方法でしょう。(納得させる口実としてですね)

トミカで3500円する大人トミカの2000GTもメッキ部分にシルバー塗装となっています。
納得してシルバーで代用するという考えもありと考えますが、あくまでも個人の主観的な問題です。
どうしてもメッキにしたい!しかも手軽に!とお考えなら間違いなくハセガワミラーフィニッシュがおすすめです。
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