タワー型扇風機の掃除および分解(アイリスオーヤマTWF-M73)
激安で買ったアイリスのタワー型扇風機ですが、そろそろ汚くなったので掃除しようと取説を確認すると・・・
取説にあるだけの清掃では全然きれいにならない!こんな汚いフィンを回してもホコリを巻き上げるだけでなんとも不愉快!
毎週基本的には目立つ外側のホコリは掃除機で吸い取ったりエアダスターで吹いたりしていたのですが、そんな頻繁にできないわけですよ。2023年夏ですが、いまだにこの機種TWF-M73はデパートの電気売り場で売っていました。もしこの機種を買いたいけど掃除はどう?って人は参考になる記事ですよ('◇’)ゞ
アイリスオーヤマに電話

『TWF-M73は分解はできません。取説の通りに掃除機で吸ってください。もしくはこちらに送ってくれれば分解清掃をしますよ』
このような回答でした。つまり故障の要領でクリーニングしますよってことです。有料で。
せっかく激安で買ってきたのに、クリーニングする料金で1台買えちゃう。なんか損した・・・
きっと皆さんが仮に電話したとしても同じ回答と思うため、諦めるか、自己判断で以下のことをやってみるしかないです。もしエアダスターがあるならほこりを吹き飛ばすが手っ取り早いですが、へばりついてチリはエアダスターでも取れません。物理的洗うのが一番ですね。
自分で分解してみた
この機種はあっけないほど簡単、しかも配線を痛めるリスクはほぼ無し。なのでやってみる価値はあると思います。くれぐれも自己責任ですよ。かなりローリスクですけど。
- まず、裏側の上下2本のビスを取ります。
- 黒と白の部品の継ぎ目にマイナスドライバが入る程度のへこみがある、そこにマイナスドライバを押し当てて90度回転させます。
- パキッと爪が外れます。これを左右上から下までやっていきましょう。
- フィンは外さないほうがいいです。何しろ上部はモーター軸とのバランスを取っているため下手に分解するとバランスを崩して異音、回転不良の原因になるかも


カバーなどは雑巾できれいにできますが、フィン内部はなかなかうまく行きません。しかし、カバーが無い状態では苦労しても掃除はし易いです。フィン1本1本に雑巾を突っ込んで掃除しました。
大体分解、清掃含め1時間ほどで終わりました。
分解と逆手順でカバーを取り付けて完了。

この機種は配線がギリギリ詰まっているわけではないため、少し注意するだけで簡単にカバー装着もできます。
これを覚えてからこのタワー型扇風機に愛着がわきました。
フィン(ファン部分)も外してシャワーで流したいんだけど・・・

本当はフィンをベアリングから軸ごと取り外して、シャワーで丸洗いした方が楽ですし、きれいになります。しかし、取付が大変だと推測できます。恐らくアライメントがずれてしまい、振動や異音がするかもしれません。さらに重りの位置を変えてバランス調整したりと、取付、調整時間がかかるため、
フィンを取り外さず地味に清掃する時間=フィンを取り外してシャワーで超キレイ。その後取付、調整する時間
つまりかかった時間はほぼ同じじゃないかと思えるわけです。もちろん取り外した方がきれいになるのは言うまでもありませんが、リスクがあるため試しにもやっていません。トライするのは良いのですが、そんなに時間短縮するとは思えません・・・
小型サーキュレータや洗えるタワー扇風機もある
もしタワー型のファンを検討するなら同じ面積でしかも小型の、目玉おやじ型サーキュレーターの方が個人的にはおすすめです。音も静か、上下の角度調整可能。タワー型は高さがワイドながら、上下調整できませんからね。なのでこれがおすすめ↓
簡単に掃除もできるし、いつでもきれい快適な使用感です。はじめからこれにしておけばよかった。
どうしてもタワー型にこだわるならこれでしょう。いろいろ調査したけどこれしかなかったです。(調査時)羽まで外れていつもきれいに使えるという画期的な商品です↓
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