アイリスオーヤマの体組成計(体重計)とタニタ比較
タニタの体組成計を校正基準器としてアイリスオーヤマの体組成計の精度を比較してみました。
筆者はタニタのエントリーモデルを持っていますが、あまりに標準的な指標しか計測できなかったため、アイリスのを買ってみました。
タニタはハイグレードモデルもありますが値段がその分高いのですが、アイリスオーヤマは相当値段が安くなります。安いのが欲しかったのでアイリスにしました。
安かろうでは無意味なので、やはりそこそこの精度が欲しいですね。タニタは体組成計のトップメーカー。タニタとほぼ同値なら安心してアイリスを使えますよね。なので計測値などをいろいろ比較したいと思います。
今回比較するのは下記
タニタFS-102 VS アイリスIMA-001
どちらもコンパクトで強化ガラストッププレート採用。薄くて小さくて保管場所も省スペースで済みます。
以下機能比較を見てみましょう。
タニタFS-001 | アイリスIMA-002 | |
体重 | 〇 | 〇 |
体脂肪率 | 〇 | 〇 |
内臓脂肪レベル | 〇 | 〇 |
BMI | 〇 | |
骨密度 | 〇 | |
基礎代謝量 | 〇 | |
スマホ連動 | ||
データメモリ | 〇 | |
登録人数 | 5 | 9 |
お金に余裕があるならタニタのハイグレードモデルが断然おススメです。
比較した感想、レビュー
データのメモリ機能はあったほうがいいです。なくてもノートなどに記録して残せばいいのですが、タニタはメモリボタンで計測結果を呼び出せるのですが、アイリスはメモリ機能がありません。また、スマホ連動してスマホ管理できる機能がタニタにはハイグレードモデルにはありますが、結構値段がします。そもそも安いものが欲しいという人がアイリスを買うわけで、どうしてもブルートゥースでスマホ管理したい人はアイリスを選択することはできません。アイリスはブルートゥース機能がありません。それでもアイリスは6種類の計測ができるので、健康管理には十分ではあります。
タニタFS-001 | アイリスIMA-002 | |
体重 | 64.8 | 64.8 |
体脂肪率 | 19.5 | 19.3 |
内臓脂肪レベル | やや過剰 | (ギリ標準) |
ほぼ同値であると思います。内臓脂肪レベルはタニタではやや過剰と判定、アイリスではギリギリ標準値でした。
アイリスはわざわざ取説の標準値と実測値を確認して判定する必要があるため、ちょっとめんどくさいです。
タニタ 体組成計(FS-001)のレビュー
ついでなので比較したタニタのレビューもしていきます。
まずスイッチを入れる必要が基本ありません。一人暮らしですとメモリ登録を1つだけしておけば、取り出して、置いて、乗っかる。それだけです。それだけで勝手に自分のデーターを教えてくれます。
メモリは4人(5人の機種)まで登録できて、使う前にその人のメモリ番号を呼び出します。自分で登録した番号を覚えておくとか、テプラで貼っておくと良いですね。毎日使っていれば自分のメモリ番号は覚えますけどね・・・
例えば4番目に登録している人は設定ボタンを4かい押して0000の表示が消えてから乗っかるだけ。
少々タイムラグがあり、ボタンを押してすぐに乗っかれるわけじゃないので短気な人は一呼吸置いてから乗っかりましょう。デメリットと言えば短気な人はイラつくかもしれません。
使い勝手はしばらく慣れるまで戸惑いますが、1週間も使えば慣れてきて円滑に使えますよ。
良いところ
6歳から使える仕様となっており、若年肥満からの対策にも良いです。ゲスト設定もあり、誰でもゲストとして使えるのも良いです。あと、古い機種からありましたが、前回分の記録が確認できて、上下変動が一目でわかるのが素晴らしいです。今週は肉食が続いたな・・・とか、今週は忙しくて満足に食べられた日が少なかった・・・などで自分の体の状態が気になるときは前回と比較することでいろいろ対策も練れますし。
体脂肪率はもちろんの事内臓脂肪レベルや骨格筋率も確認できます。この値段でこのパフォーマンスはなかなかです。
しかも狭い隙間にも入りますし、乗っかって壊れそうな華奢なボディでも100キロまで耐えられます。
スペック
サイズ:D210×W297×H25mm
本体重量:約1.4kg(電池含む)
素材・材質:本体/ガラス、ベース/ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂、電極板/ステンレス、脚/PE(ポリエチレン)
電源:DC6V 単4乾電池×4本
原産国:中国
保証期間:1年間
セット内容・付属品:本体、取扱説明書(保証書付き)、お試し用電池(単4乾電池×4本)
体重:100g単位
体脂肪率:0.1%単位、体脂肪率判定(5段階判定、6才~)
BMI:表示あり(0.1単位)
ライバルのオムロンもカラダスキャンというシリーズを出しています。比較してみましょう。正直互角ですし、完全にお好みで選んで良いでしょう。好きなメーカーをチョイスですね。
オムロン カラダスキャンHBF-214-Wのスペック
オムロン 体重・体組成計 カラダスキャン ホワイト HBF-214-Wのスペック
オムロン公式サイトより
サイズ:約幅285×高さ28×奥行280mm
本体重量:約1.6kg(電池含む)
素材・材質:ABSガラス、ABS樹脂
原産国:中国
電源:単4形マンガン乾電池4個(R03)(単4形アルカリ乾電池(LR03)もご使用になれます。)
保証期間:1年
付属品:お試し用電池(単4形マンガン乾電池4個)、取扱説明書(品質保証書付き)
体重:0~100kgまで/100g単位、100~135kgまで/200g単位
表示:BMI、体脂肪率/体脂肪率判定/基礎代謝/骨格筋率/骨格筋率判定/基礎代謝/骨格筋率/骨格筋率判定(対象年齢10才以上80才以下)、内臓脂肪レベル/内臓脂肪レベル判定/体年齢(対象年齢18才以上80才以下)
メモリ:前回値表示
まとめ
安いのが欲しいからアイリスを選ぶと思います。アイリスのコンセプトは最低限の機能で安く提供ということです。
- この体組成計は最低限、6種類の計測ができるのがいいですね。欠点として軽すぎるので降りるときに足に張り付いてバタンとなってしまうことです。しかしそれはゆっくり降りれば問題ありません。
- メモリ機能がないため、計測結果をゆっくり確認できません。しかし、それもメモ帳がありば解決。
- タニタと違って判定する機能がありませんが、取説を見ながらメモした計測結果を比較することで解決。
値段が安い分ちょっと手間がかかる商品ではあります。しかし工夫次第でいくらでも問題なく使えます。
多少値が張っても良いという人はアイリスよりタニタのハイグレードモデルを買いましょう。
アマゾンですごく売れている体組成計↓スマホ連動で高性能、しかも高評価で激安
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