火災報知器を自分で付ける
我が家も築20年の家になってしまい、新たに火災報知器をつけました。
取り付けには特に電気工事の資格も不要で、誰でも簡単に取り付けることができます。
しかしある程度必要なものがあるため、後にお知らせします。
取り付けは簡単?素人でも資格無くても大丈夫?
資格は不要です。仮にAC100Vを引っ張ってきて設置するタイプ(存在は不明)だと必要かと思いますが、今売っているのは10年電池タイプが主流ですからね。
火災報知器の取り付け方法
買ってきた取説に従って取り付けるだけです。簡単です。ちょっとめんどくさいだけで。
今回買ってきたのはパナソニックのものです。製品の取説には住宅に取り付ける際の注意事項、手順はありません。購入から設置完了までの流れです。
取り付ける位置を決める
取り付けの位置について取説に記載してあります。
エアコン吹き出し口から1.5m以上離す、なおかつ、壁から0.6m以上離れた位置とする。
そのような適切な場所を探します。しかし、その適切な場所の裏側に野地がついてるかわからないため、野地があるというのも条件になります。
※野地とは屋根材を固定する(下地)材木のことを言います。
今回2Fの3部屋に火災報知器を取り付けました。すべての条件を満たす場所を探して取り付けましょう。
また、壁面から0.6m離す場所とエアコンの吹き出しから1.5mの両方を満たす場所が無い場合、壁面取り付けも良いとなっています。壁面へ取り付けましょう。エアコン吹き出し口から1.5m離す理由として、粉塵や、温度差による結露による誤作動を起こすためです。火事でもないのに報知機が鳴るのはびっくりしますし、近所迷惑ですからね。
また、壁面から0.6m離す理由はエアコンの吹き出しとは逆の発想で、煙の感知の最適化です。
煙は壁面に沿って漂いますが、報知器付近に障害物があると、感知に遅れてしまいます。0.6m以上離すことで煙が感知されやすくなります。
位置が決まったら取付るための報知器を固定する場所に印をつけて石膏ボードにキリで穴をあけます。
野地にぶつかったら通し穴を少し開けておくとタッピングスクリュー(付属ビス)で締めやすくなります。
準備が出来たら報知器のベースを取り外し、天井(壁)に固定しましょう。位置は壁に取り付ける場合、上との記載がある部分を上に向けます。また、ベースを天井(壁面)に取り付ける場合、逆に取り付けないで!筆者は焦っていたため逆につけて取りつかない!と余計焦ってしまいました。
石膏ボード裏に野地がない場合
野地が無いと取付できませんが無くても石膏ボードにプラグを固定して取り付ける方法もあります。今回は野地があったためプラグは使いません。取説にあるサイズのプラグを購入の上石膏ボードに取り付け、報知器本体を取り付けます。
野地の探し方
ボードの上を指でコンコンすると音が変わります。詰まった音になる場所が野地です。ただ、野地もそんなに幅が広くないため、野地の端だと固定できないため、野地ど真ん中が理想です。そんな時はこういったツールを持っておくと便利です。家に1個置いておくと便利ですよ。
電池配線取付および設定日の記入
電池をコネクタの形状を見て間違えないように差し込みます。
その後、裏面にサインペンで日にちを入れます。10年持つ電池が今は一般的なので、次回の交換に備えて、日付を忘れずに記入します。
ベースとドッキングして取り付けは完了。
ドッキング時、ベースに本体側と記載がありますか!
動作確認をする
電池の誤配線、正常動作するかテストします。テストは取説にあるとおりに行います。
完了
今回買ったのはパナソニック製のSHK 484555個入りです。部屋とリビング、階段に取り付けます。まとめて買うと安いですね。
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