燃費が良い走り方
燃費を上げるためにはアクセルを開けない、エンジン回転数を上げない、これです。また、不要なアイドリングをしない。また、エアコンを極力使わない。
これで燃費は上がります。以上
というのは誰でも知っています。
これらは燃費運転の基本ですが、エンジンや、ミッションのタイプによって実は多少の変化があるのです。例えば
CVT車の燃費走行
筆者はマイカーでトヨタヴォクシー乗っていますが、CVTです。スクーターのようなギヤで変速ショックがない金属Vベルトとブーリで変速するミッションです。これは燃費走行面白いです。
まず加速で煽られないためにある程度(2000回転)オーバーくらいで加速します。燃費を気にしてアクセルを開けないのはCVTではダメなんです。
CVTはギヤ比を最適化するため、あまりノロノロしていると最適なギヤ比を追尾できずにパワーロスを起こしてしまいます。なのである程度出だしはアクセルを踏んでしまいます。
加速してくるとミッションがハイギヤになるのがわかります。回転数が落ちて、それでもグイグイ前に進んでくれます。
この感覚がつかめれば燃費が良い走行習得です。
この感覚が身につくまで一般道でヴォクシーは7キロくらいですが、そのように心がける運転をすると7.5キロくらいになります。出だしでノロノロしなくてよいのがCVTの魅力です。くれぐれも燃費走行と言って加速でアクセルを控えるというのは逆効果ってことを覚えておきましょう。
以下のようなイメージです。
オートマチックの燃費走行
一番多く流通しているミッションがオートマチック。これはトルコンという部分にトルコンオイルが入っており、そのトルコンオイルを流動させることで動力を得ています。
なのでパワーが熱になったりとエネルギーロスが大きいのです。だから比較的オートマチックは燃費が悪いのです。CVTやMTに比べると3割以上燃費が落ちます。
なので燃費は良いわけがないというある意味あきらめも必要と思います。
とはいうものの、渋滞ではオートマは有利です。クリープ現象で、ブレーキを離すだけで前に進みます。しかしMTはアクセルをあおってクラッチをつながないと前に進みません。
アクセルを開けるため燃費が落ちます。オートマチックはアクセル開けないでも走るため、燃費が良いというわけです。
ハイブリッド車での燃費走行
ハイブリッド車は燃費が良いです。会社の営業車でトヨタアクアを乗っていましたが、リッターで20キロ以上走っていました。会社の車なので燃費などお構いなしでこの燃費です。高速道路ではそんなに伸びず25キロ程度と記憶しております。どちらにしても最高です。
それでも燃費が良いハイブリッド車なので、あまり気にしないで乗るべきです。燃費が良い車なので、気にしないで普通に走るのが一番!
リッター20キロとして、30リットルで600キロ走ります。しかも一般道で。
高速入れると700キロくらいは走ります。
1日20キロ走る人でも1か月持ちます。しかも30リットルで。1リットル150円換算で4500円ですよ・・・こんなに走って4500円ですか。燃費気にしないでこの燃費ですからね。ハイブリッド車乗っている人は燃費の事なんか忘れちゃいましょう。
ターボ車の燃費走行
ターボ車は燃費が悪いです。タービンを排気ガスで回してその力をエンジンに付与するのですが、、
軽自動車のターボ付きで高速道路に乗っていました。すさまじい燃費の悪さです。2リッターの普通車より燃費が悪いです。
これは、
高速道路では常にターボのタービンが回りっぱなしになるためです。なので、小排気量のターボ車で高速道路は燃費が悪いという認識は持っていてください。タービンを回さないように走ると80キロでないと思います。
燃費走行をするには、周りの流れをみてアクセルを開けすぎない。
加速はある程度鋭く走る
その他の燃費に関する要因
物理的な要因で燃費が落ちることもあります。例えばブレーキの不具合。調整不具合や錆びなどの固着で物理的に動力が制限される。これは常に少しのブレーキがかかった状態を生み出し、燃費を悪化させるということです。ブレーキシステムは命にかかわるため、こんな症状は無いですか?
- 前輪の片側だけブレーキダストの汚れがひどい
- ブレーキの引きずり音、シャリシャリ音
- ハンドルがぶれる
このような気になる点がある場合整備工場へ持っていき相談しましょう。トラブル解消するなら燃費もその分上がります。
オイル交換について
適切なオイルを入れてますか?交換頻度は?などなどオイルも燃費に影響します。ご自身の車のオイル規格をチェックしてくださいね。省燃費オイルなのに、粘度の高いオイル使ってませんか?オイルの量は多けりゃいいと思ってませんか?適正なオイルの知識は燃費向上の上で必須ですよ→車のオイル交換の目安(メーカー指定とピットでの差がある)
燃費にこだわりすぎた走りが生み出す弊害とは
間違えた認識で燃費走行すると(加速すらノロノロしてアクセルを開けない運転)当然加速もノロノロですし、周りにイライラされる運転になりがちです。
「回転数を上げてはならない、やばい2500回転超えちゃった・・・」なんて言いながら走るのは自己満足ですし燃費が良いかもしれませんが、
煽られる!
この弊害を生みだします。
関連記事→煽られる人の特徴
正直周りのペースを乱すノロマな運転をされると、最近話題のあおり運転をされちゃいます。
筆者の体験として、ここだけの話、前を走っていた車がとにかくノロくて法定速度まで出ておらず、こちらも少々煽ってしまいました。煽り運転はダメですが、煽られる側に原因があるのも事実。煽られない運転をしないといけません。(もちろん法定速度とかで走っていて煽るのは煽る方が悪い)
そのような煽り運転を生み出すような運転をしちゃだめです。その間接的影響が無知な燃費走行ということです。
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